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ボサツの生い立ち

子育て

今回は、これから書いていくブログの根底に関わる話…

つまり、「私の生い立ち」に関して、少しお話しします。

多くの人にとって、父親と母親はそれぞれ1人だと思います。私の場合は、少し複雑な環境で育ったので、戸籍上の父親が3人、母親が2人います。どんな経緯でこうなったかと言うと…。

経緯

  • 父が婿養子として母の実家に入る
  • 父母の間に生まれる(父①母①)
  • 父と母が離婚し、父が母の実家を去る
  • 祖父母のいる母子家庭で育つ
  • 母が再婚し、連れ子となる(父②)
  • 母方の祖父母の跡を継ぐ(父③母②)

これほど複雑な家庭環境はあまり聞かないと思います。父がその後、再婚したかどうかは知りませんが、もしかしたら異母兄弟がいる可能性もあります。

名字変更

男性が名字を変更する経験をすることは少ないと思いますが、私は2回も名字を変えました。

<1回目>小学生から中学校に進学するタイミングでした。なので、進学に加えて、親の再婚・引っ越しという環境オールリセットの一環で、全てが新しくなる中で名字も変わりました。あまりにも全てが変わったので、「これまでの自分を捨てて、新しい人生を歩むのだ」という気持ちになりました。ただ、その一方で違和感に悩まされることが始まりました。

<2回目>社会人になってから、かなり経ったタイミングかつ、さらに結婚直後での名字の変更でした。本人としては「これが本来の名字」と思って、20年以上過ごしてきた「出生時の名字」に戻る訳ですから、当然ビジネスネームも変えました。結婚とタイミングが近かったことで、周囲からは婿養子になったのかと勘違いされることが多かったです。

相続

母の再婚までの親代わりだった祖父母(父③母②)は既に他界しているため、まだ30代ではありますが、長男としての相続を既に2度経験しています。緊急搬送、隔離入院、療養入院、老人ホーム探し、看取り、実家整理、実家処分など、人生の最期を2人分も目の当たりにしてきました。この2年の間に、祖父母(父③母②)が他界した一方で、子供達(マメ、マメ子)も誕生したので、これまでとは「人生について」の考え方が大きく変わりました。

なお、実の父母と義父は現在健在なので、通常の流れに従えば、私は最終的に親の相続を5回経験することになります。このような事例は少ないのではないかと思います。

まとめ

母子家庭、連れ子、養子縁組、それぞれには経験をお持ちの方も多いかと思いますが、これらが重なるという複雑な経緯を経てきたため、その経験を前提に、これからの記事を書いていきます。

この紆余曲折の中で、私も常に現状について悩んできました。特に「父親」については悩みが多かったです。特に思春期は悩みが多かったですね。そんな時に「顔のない男」という本を読んでジーンと来て、当時何度も読みました。少し前に読み返しましたが、当時ほどの熱は感じなかったのは、自分が少し変わったからでしょうか。不思議ですね。

ちゃんさー(妻)には「名字を戻して、子供ができたことで、結婚前よりも自信があるように見える」と言われました。私自身、今の方が「何かから解放された」気持ちです。今は「息子にとって、自分はどんな父親になるのか?」というのが気になっています。これは、日々の積み重ねが形作っていくものだと思うので、息子と共に自分がどう成長していくか楽しみです。

最後に、ちゃんさーも結婚を含めて名字が2度変わりました。こうなる可能性を承知で結婚を了承してくれた、ちゃんさーとご両親には深く感謝しています。

この記事を書いた人
ボサツ

元々は仕事好きのサラリーマンで、昼夜を問わず仕事に明け暮れる日々。結婚後、投資やポイント活動に興味を持ち、さらに子供が生まれると子煩悩なパパへと豹変。生い立ちに複雑な経緯があるにも関わらず、落ち着いていて優しいので、ちゃんさーからボサツと呼ばれている。

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